先日我が家でひな祭りをしました。私には姫が２人います。普段同居ではないのでお雛様は娘の家に飾ってあります。普段娘と孫は週３日は我が家に来ます。今年のひな祭りはお雛様を連れて来ました。お雛様は吊るし雛です。吊るし雛にも色々あり、我が家が購入したのは静岡県稲取の吊るし雛です。今や全国に吊るし雛はありますが稲取が吊るし雛発祥の地と言われています。うちは女の子の孫が2人なので二つありますがとても高価で孫が1人誕生するたびひとつづつ揃えました。ひとつ、ひとつの雛には意味合いがあります。例えば写真の左下に俵に乗ったネズミの雛があります。これは子供達が食べ物に困らない様にとの意味があるそうです、他の雛にも全て願いが込められています。作る材料は本物の着物の生地だそうです。ご夫婦で作ってるお店で買いました。買う時も絶対に値切ってはいけないそうです。お祝い事の物はそういう物だそうです。吊るし雛には男の子用もあるそうです。
私の孫は幸せです。世界では戦争中で苦しんでる子供が多く居ます。国内では能登地震で苦しんでる子供も多く居ます。ニュースで見ると心が痛くなります。自分の孫に何かをする度に心の奥では複雑な思いがよぎります。私は幼い頃祖父や祖母をほとんど知りません。戦争でいなかったり、遠方だったりで、だからついつい色々してあげる事もあるのかもしれません。
写真の右側のお姉ちゃんは小学生になりました。今日夕方私の家にいて私に呟きました。
「今日は夕陽が綺麗ね、生きてて良かった」
うちの娘曰くそれを聞いて、ドラマの見過ぎだよ！
孫はドラマが好きです。ではこの辺でおしまい