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2023.05.25 お知らせ

相見積もりの仕方について

こんばんは、今日は相見積もりの件について一言書きます。現代のSNSも発達した情報社会において誰でも安易に見積もりが取れる様になりました。これは消費者から見れば大変便利で良い事です。我々業者も個人的な感情はありますが受け入れなくてはならない事と私は思っています。しかし時と場合によってはなぜ?という案件もあります。個人情報の観点から具体的に書けない部分もありますが書ける範囲でお伝えいたします。

私の会社の売上、又毎月の見積もりのお問い合わせはその時期により変動はありますが、広告やSNSによる新規の方が半数、後の半数は今まで工事をして頂いたリピーターの方又はリピーターの方のご紹介、又色々な方からのご紹介によるものです。
今リピーターの方からお見積もり頂いた案件があります。過去に室内のリフォームをされて非常に喜んで下さった方です。今回は違う部屋をリフォームしたいという事で現場を見させて頂きました。昔工事をして頂いた時はご夫婦共元気でしたが今回お会いした所ご主人さんは亡くなられたとの事でした。奥様は少し高齢ですがお元気で会話もしっかりされていて携帯電話で私と会話も出来ます。息子さんが数人いらしてお見積りの際は身内の方も参加されて現場調査をいたしました。最初お会いした時から奥様が当社の昔の工事を褒めて頂き
「ぜひ又リョウシンさんにお願いしたい」と言って頂き大変私も嬉しい気持ちになりました。
このパターンはよくある事で当社の職人んさんの力だと私は感じています。
お見積り提出後まだ契約前ですが工事の日程のご相談もあり6月〇〇日ごろからですとお伝えして内密に工事の段取りもしていました。それからしばらくしてやり取りした時に正式な返事は少し待って下さいということになりました。息子さん達が他社で見積もりを取られたそうです。昨日海外出張中の私がまだ一度もお会いしていない息子さんからお電話を頂き色々価格の件で話があり内容を変更され再度お見積もり依頼がありました。

私はこの仕事を25年しております。その前も一般住宅に関わる仕事で個人宅で契約する仕事にはもう30年以上も携わっています。お客様が高齢の場合私はそのお客様の年齢よりも受け応えの感じを重要視します。最近の高齢の方はとても皆さん元気でしっかりされています。そして殆どの方がご自分のお金でお支払いもされます。オレオレ詐欺の時代ですから金融機関にもきちんとした請求書を作り御対応をしています。親族の方からご質問あれば誠実に対応もしています。

リフォームはその工法、材料のグレード、職人の技術力により価格は変動します。相見積もりの目的は安い会社を探すためではありません。まずは相場を知る事です。そして工事の仕方、商材のグレードをすり合わせて見積もる事です。よくあるのは同じ工事で安い会社があると聞きます。しかしその会社の内容を具体的に聞きすり合わせて当社で見積もりすると逆に当社の方が安くなる事があります。一般の方はこのすり合わせが私から見ると甘く感じます。よく比べている様でよく比べていないのです。しかしそれは仕方のない事です。業者の見積書には専門用語も多く一般の方にはちんぷんかんぷんです。ですから私は極力わかりやすい説明を心がけています。専門用語を書いてもその意味もご説明しています。商材のグレードもわかりやすく明記しています。
そして何より職人の力は明記できません。ですからその辺はよく私の話しを聞いて頂き判断して下さい。
当社は地元の優秀な職人を固定した良心会という当社職人の会のメンバーです。見ず知らずの職人に仕事を投げたりしません。一度工事をした方はわかって下さると思います。

最後に当社で過去に1回のリフォームで3千万円以上のリフォームをして頂いた方がいらっしゃいます。その方は当社とはその時初めてではなくリピーターの方でした。その商談の際開口一番に他社では見積もりしないと言われました。お話しは大規模ですしまだ概算も出ていない時にです。大きいお金が動くのに大きな信用を頂きその商談の際全身鳥肌が立ったのを覚えています。工事は長くかかりましたが喜んで頂き先週数年ぶりに門扉の見積もりを頂きました。私は至らない点もありますが信用を築きお客様と長くお付き合いしたいと思っております

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